小学生の頃は中学校の先生になりたいという夢がありました。 子供の頃から物事の捉え方や反応、発想の仕方が人と違うことに悩み、思うことをはっきり言えず、 自信を無くし、暗く大人しい子供でした。人前で話すことが苦手で、遠い夢になりました。

２０年後、過去に諦めていた夢にチャレンジするきっかけがやってきました。過去のトラウマから 自信がなく迷いながら講師として学び始めました。講師養成講座では緊張のあまり頭が真っ白にな り、何も話せなくなりました。その当時の先生に、“あなたには講師は向いていない”と言われ、挫 折しかけましたが、別の先生に“これで諦めていいの。まだわからないじゃない。もう一度頑張ろう よ。”と言われ、思い直しました。自分に不足しているスキルを他のスクールで学び、その後別の 講師養成講座で学びなおしました。克服することがたくさんあり、苦労しましたが、一歩ずつ努力 を続けて、デビューの日がやってきました。 初めての研修は、新入社員研修でした。緊張で震えがとまらなかったあの感覚は今でもよく覚えて います。それでも、トレーニングの効果が出て、無事に終えることができました。受講生からの あたたかい拍手と笑顔に心から感動し、私はこのとき講師の仕事を自分の生涯の仕事にしようと、 決心しました。

デビューから一年半後に独立して、スキルアップして、カラーに関わる仕事が増えてきました。 外見をイメージアップするには内面がいかに大切かに気づき、心理学、カウンセリングを深く学び、 仕事に役立てていきました。カラーセラピストやカウンセラー養成の仕事が増えて、自分の考えや 捉え方、トラウマで苦しんでいる受講生をたくさん見てきました。９年前にある心理系のスクール で新規の養成講座を担当して、卒業後のフォローを相談される機会が多くなりました。同講座の講 師仲間と受講生の夢や目標を達成するまで見守れるスクールを作りたいねと夢を語り合う日々。 夢で終わらせずに自分でスクールを作ろうと決断して、６年前にカラーセルフコーチング養成講座 はスタートしました。